韓国で生まれたパンダ、フーバオと飼育員たちの1354日間の愛と奇跡の記録『私の親愛なるフーバオ』より、シム・ヒョンジュン監督メッセージ映像と著名人コメントが到着した。
2016年に韓国にやって来たアイバオとローバオの自然繁殖により、2020年7月20日、コロナ禍に韓国で生まれた最初のジャイアントパンダ、フーバオ。韓国最大のアミューズメントパークとも言われる「エバーランド」で生まれ、生まれた瞬間から全世界の注目の的となったスーパースターだ。

「幸せを与える宝物(福宝)」という名前の通り、パンデミックの時期に多くの人々に心温まる慰めと癒しを与えた彼女について、シム・ヒョンジュン監督が「アイドルよりもアイドル、芸能人よりも芸能人だったかもしれない」と語るほど、韓国中が愛と関心を寄せたスターパンダだ。「プリンセス」「プー姫」などの愛称で呼ばれるなど、韓国のパンダブームの火付け役として国内外で熱い視線を集め、中国に戻った今でもその一挙手一投足が注目されている。
■『私の親愛なるフーバオ』シム・ヒョンジュン監督メッセージ映像
Instagramアカウントに日本公開を待ち望むファンからのメッセージが多数届いていたと語っていた監督は、「昨年9月に公開になった映画が、4月18日に日本公開となります」と万感の思いを込めた。また、上映館である新宿武蔵野館に足を運び、ポスターやインシアター装飾にサインをした監督。「実際に劇場に足を運んだのですが、とても素敵な空間でした。ファンの皆さんに劇場に来ていただいて、心温まる物語を観ていただきたいです」とその空気感に太鼓判を押す。フーバオと飼育員たちとの避けられない別れを描きながらも、確かな絆や愛がスクリーンに映し出されている本作。「この映画が大切なものに気付くきっかけになれば嬉しいです」と結んでくれた。

併せて、本作に寄せられた著名人コメントも一挙解禁。シム・ヒョンジュン監督と親交のある俳優の大谷亮平、パンダ愛で知られる歌舞伎俳優の中村莟玉、文筆家、ラジオパーソナリティの藤岡みなみ、モデルでパンダ大使のはな、アーティストの藤咲彩音や、人気絵本「パンダ銭湯」を手掛けたユニット・tupera tuperaの中川敦子、「パンダのおさじ」シリーズで知られる絵本作家・イラストレーターの柴田ケイコ、「パンダとうさん」を手掛けた絵描きの中川貴雄、人気ドキュメンタリー番組「72時間」の主題歌「川べりの家」でも知られるシンガーソングライターの松崎ナオらから、個人的な見どころやセンスに溢れた応援コメントが到着した。

終始フーバオの愛くるしさに魅了され、飼育員の方々のフーバオに対する溢れる想いが温かく伝わってきました。
別れの瞬間が近づく日々は寂しくもありましたが、海を渡ったフーバオにはずっと元気でいてほしいですね。
優しいシム監督の人柄が反映された様な素敵な作品です。
大谷亮平(俳優)
フーバオ、映画の中のあなたもとっても可愛かったよ!
カンさんとソンさんという、2人のお茶目で素敵なおじいちゃんから学んだ思いやりと愛情を、いつまでも忘れないでね!
菜の花の香りとともに、これからもフーバオの幸せが続きますように!
中村莟玉(歌舞伎俳優)
愛するとは、菜の花を植えること。元気にしているよと電話すること。いつか必ず訪れる別れの前に、大切な誰かにできることはなんだろうと涙がまっすぐこぼれました。一緒にいると似てくるのかな。パンダたちも飼育員さんたちも、温和でおちゃめで愛おしい!
藤岡みなみ(文筆家、ラジオパーソナリティ)
フーバオの観覧最終日。韓国のパン友さんたちが泣いている姿を見て、
シャンシャンが中国に旅立った日を思い出しました。
「さよなら」ではなく「行ってらっしゃい」寂しさから湧き出た言葉。
フーバオの旅立ちを応援する作品、日本のパン友さんにも観てほしい!
はな(モデル、パンダ大使)
人は何故こんなにもパンダに熱狂し、心を動かされるのだろう。パンダは、他の動物たちよりも明らかに特別な存在である。白黒のデザイン?丸っこいフォルム?動きの愛らしさ?
この映画の中にその答えがあるかもしれない。
tupera tupera 中川敦子(絵本作家)
果敢に木を登ったり、長靴で遊んだりする姿がまさに赤ちゃん!想像以上に人の言葉を理解していて感動。
特にフーバオと飼育員さんのやりとりが、私と猫たちの会話そっくりで、血の繋がりを超えた家族の絆に心温まる1時間半。全人類に観てほしい!
藤咲彩音(アーティスト)
気がつけば私もカンさんのようにフーバオのそばにいる感覚で涙が止まらなくなっていた。一緒にいる時間が限られている。だからこそ愛おしい。
日々ささくれた私の心を湯たんぽのように温めてくれる、不思議な魅力のフーバオ。
あなたから教えてもらった愛の形を私はずっと忘れないだろう。
柴田ケイコ(絵本作家・イラストレーター)
動物園でパンダを見るときに、まずこの映画を見てから動物園に行ってください。きっとパンダと飼育員さんたちを見る目が変わります!
バオ一家と韓国で初めて自然繁殖で生まれたフーバオを育てた飼育員さんたちの絆と愛が伝わる素晴らしい映画。
中川 貴雄(絵描き)
フーバオに限らず
人のそばにいる動物たちは
無償の愛を限りなく与えてくれている
そこから何を感じ、どう行動するか
そこを問われている
松崎ナオ(シンガーソングライター)

4月18日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー