座頭市兇状旅

シリーズ第4作。 十両の賞金を目当てに襲ってきた喜助を斬った市は、鉢巻婆さんの異名を取る喜助の母･まきに、死んだ息子からの預かり物だと言って十両を渡す。 市が身を寄せた旅籠の娘･のぶと土地の二代目親分･佐吉は恋仲だったが、のぶの養父･島蔵は佐吉の先代に追放された元代資で、未だに縄張りの夢を捨てきれずにいた。