アメリカン・スプレンダー
1960年代の話。ハーヴィー・ピーカーは、気難しい変わり者だ。クリーヴランドの病院事務員として平凡に暮らしている。近所に住むコミック作家ロバート・クラムと知り合ったことをきっかけに、自らの日常を描いたコミック「アメリカン・スプレンダー」を出版することになった。それが大評判。ついにはアメリカン・ブック・アワードを受賞するのだった。その人気は留まる事を知らず、80年代には深夜番組のゲスト出演者となるが、あまりの毒舌ぶりに追放されてしまう。おまけに病気になり、闘病生活へ。彼はどうなっていくのだろうか。