パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)
(C)広河隆一記録映画製作委員会
1948年5月14日、イスラエルが誕生し、パレスチナ難民が発生した。この事件をパレスチナ人はNAKBA(大惨事)と呼ぶ。この年、400以上もの村々が消滅、廃墟となった。故郷を追われた人々のほとんどは、難民キャンプでの生活を強いられている。今から60年前、1948年に一体何が起こったのか。フォトジャーナリスト広河隆一による、廃墟と化し地図から消えていった村々への徹底した取材、40年間に渡り撮り集めた写真と映像を通し隠され続けた歴史がいま姿を現す。