皆殺しの天使

(C)1962 Altura Films International
1981年8月1日(土)公開
ある夏の夜、プロビデンシア街の大邸宅ノビレ家では大パーティーの準備中。ところが奇妙なことに十数人の召使は難破船から逃げ出す鼠のごとく、コソコソと立ち去る。オペラ帰りの上流階級の客たちは夜食をとりに邸に集い、しばし歓談。さて散会となるはずが、奇妙なことに誰も帰れない。主人ノビレ夫妻をはじめ、歌手シルビア、ピアニスト、指揮者、建築技師とその婚約者、愛人みたいな姉妹、ワルキューレと呼ばれる処女レシチア、そして残った唯一の使用人の執事長フリオら21人。何日か経ち、外では軍隊や金持ち連が心配げに見守るがいっこうに出てこない。食糧尽きて難民生活、金持ち同士がエゴ丸出しでいがみあい、パニックに……。
公開日
1981年8月1日(土)
受賞
カンヌ映画祭国際批評家連盟賞、映画テレビ作家協会賞
監督
ルイス・ブニュエル
脚本
ルイス・ブニュエル
撮影
ガブリエル・フィゲロア
音楽
ラウル・ラヴィスタ
出演
シルヴィア・ピナル エンリケ・ランバル
製作年
1962
製作国
メキシコ
原題
EL ANGEL EXTERMINADOR
上映時間
95

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